暗黒聖域〜聖闘士聖衣大系の墓場〜

でも暗黒聖衣は高いから一つもない罠。


暗黒聖域目次へ



TOPへ戻る


聖闘士聖衣大系〜基礎知識編1

 聖闘士聖衣大系は1987年にバンダイより発売された聖闘士星矢のアクションフィギュアです。
結局放送終了までに発売、プレゼントされたものは62種+聖闘士聖衣櫃5種の67アイテムを数え全部揃えることは不可能なほど大ヒットした商品です。
その後海外でもシリーズ化(正規のバンダイ商品はフランスとスペインかどっかだったかな?)

 現在でも根強いファンはいて状態や物により市場価格で3k〜150k位の間で取引されているアイテムです。(最高値はおそらく新品のプレゼントサジタリアスですが本当に一番レアなアイテムは限定暗黒ペガサスの未使用品です。)


■さてまずは基本。外装。パッケージ。


写真は二版以降のペガサス。青銅聖衣〜鋼鉄聖衣ではキャラ絵のほかに商品写真を使用していますがそれ以降はイラストのみになります。(青銅再利用の限定品除く)

■パッケ中身

ヤフオクでこんな写真見たことあるぜ!って方も結構いらっしゃるかなと思うわけですが。
ヤフオクは時々酷い出品者がいますね……素人なのでわかりませんと書きながら値段はプレ値でしかも欠品なしとか書いてるのにどうみてもパーツ足りてないとか……。
あれはJAROしても大丈夫なんではなかろうか。

はずしてありますが真ん中にはパーツを抑えるために発泡スチロールの板が入っています。
この板と足を押さえている棒が欠品と言うのはよくあるケースです。

■バージョン違い(基本パッケージ)

これは初期に発売されたスコーピオン聖衣な訳ですが基本構成はペガサス聖衣とあまり変わりありません。
こちらは中央の板をはめたままにしてあります。

こちらはジェミニ聖衣発売後に再販されたスコーピオン。
聖闘士聖衣では箱のサイズが変更になったジェミニ聖衣からあと透明プラスチック製の上蓋がつくようになり、中央部の発泡スチロールの板は廃止になりました。
ま、ぶっちゃけ粗雑に扱うとあの板はすぐ割れるのでこっちのほうが良いとは思いますが。
個人的にはジェミニ以前の商品が透明プラだとなんか変な感じがしますね。

■青銅聖衣の場合

窓箱版

二版以降

聖闘士聖衣でもっとも有名なバージョン違いのひとつはこの青銅聖衣の初回ロットとそれ以降の箱でしょう。
初回ロットは通称窓箱と呼ばれています。
あまり知られていませんが窓箱は対象年齢が3歳以上ですがそれ以降は5歳以上になっています。

■青銅フェニックス

初期バージョン

後期バージョン

こちらは知られているのか知られていないのか微妙なところですが青銅フェニックスには最低二バージョンあります。(未確認のバージョンがあるのでトータルは言及しませんが)
掲載しているところはそれなりにありますが紹介はいまいちはっきりしなかったりするので。
初回の窓箱が上と言うことではなくてしばらくオレンジメッキのバージョンで販売されていたのですが
鋼鉄の後か白銀の時かどちらかのときのロットで下の色になったようです。
当時子供だったので結構売り場でべこべこと箱開けてた覚えがあるのですが魔鈴が出たころに色が変わっていたように思います。(当時フェニックスを買ったのは鋼鉄が出る直前か直後なのでその時はまだオレンジメッキだった)
ちなみに何故箱を開けていたかというと新作のパーツの形状を見て遊びやすい聖衣を探していたからなんですがフェニックスはすでに購入していたのでもう一度あけるまで間があったので正確にはわかりません。

■新生青銅ペガサスの場合

初期型

後期型

こちらも超有名なバージョン違い。新生青銅ペガサスの肩パーツですね。
初期のものは全体にシャープで下に突起がついているのですが胸パーツとの合いがいまいち。
後期型は胸とぴったり合うように作られています。
肩が大型化して丸くなってしまった分アニメのイメージと離れましたが合いの問題を考えると後期型のほうがいいかなと思います。

 ちなみに写真は色褪せた初期型と新品同様の後期型を使っているのですが色の違いがわかりますかね?
初期は銀色っぽかったわけではなく最初はどちらも水色がかった銀なのです。
ただ、新生青銅ペガサスは総てのメッキがもろく、太陽に当てるとすぐに水色は飛んでしまいます。
両方新品同様のものをつかうと差がわからなくなると思ったので敢えて色褪せた物を使ったのですが
こうやってみると色褪せたほうもこれはこれでありかなと言う気もします。

■黄金タウラスの場合

初期バージョン

別バージョン

タウラスのメッキは白っぽくて色落ちしやすいことで有名なのですがすごいまっ金金のバージョンもちゃんと存在します。
(別に上のが凄い色落ちしてると言うより下が金色なのである。上はあれでも綺麗なほう)
一説には第三期と言われているのですが必ずしもそういうことではないようで(うちのも説明書が黄色になっているので後期であることは間違いないですが、プラ蓋でもない)
よくわかりませんがたまにあります。
黄金聖闘士編のころは大人気だったのでバンダイの工場だけでは追いつかず外部にメッキを外注でだしていたのでおもちゃ系列ではないところのメッキ品かもしれません。

■番外編ベータローブ
国内版  海外版

ベーターローブはその白メッキが新生青銅ペガサスと同じくらい激ヨワであっというまに劣化することで有名なのですが、海外版は実はそこが改善されていて写真だとわかりづらいかもですが落ち着いた銀色のメッキに変わっています。
色合いとしては青銅ペガサスの肩とかを想像していただければいいのですがあっという間に劣化する国内版に比べてほとんど劣化しませんしこいつは海外版お勧めです。
ただ、海外版は中国製なのでそこは微妙ですが……。


基礎知識編2へ続く→